2018年4月4日水曜日

空の大怪獣ラドン

前半と後半ではトーンがガラッとかわる。もしかしたら後半は主人公の末期の夢なのでは。主人公佐原健二は物語のどこかの時点で死んでしまったのでは。安蘇の高原でさまよう主人公を恋人白川由美が目視するシーンがあるのだけれどもなぜかいつもそのシーンに筆者一番戦慄させられる。まるで主人公が亡霊となって恋人にあいにきたそんなかんじがするからだ。そう何度みても本作筆者的には怪獣映画とはおもえないそんな高度なショッキング演出技術満載のテクニカルカラーならぬテクニカルホラー映画なのだ。さて今一度みなおす事にするとしよう。監督本多猪四郎のホラー神ぶりを篤と。

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