2023年8月31日木曜日

第3話

テキストマイニングならぬ音声マイニング。よくあるシリアルキラーのプロファイリング物だけど。深めたら傑作になりそうな脚本。起こる全ての通り魔事件が一人の犯行ではなくて一件毎に違う犯人がのネットを駆使しての模倣犯。そんな事態を考えてしまった。今や時代はサイコパスを超えた胸糞さで。もはやディストピアとしか言いようのない暗黒さ。底辺同士がデジタルリアル問わず鬱憤を晴らし合うリアルsns社会。そんな暗黒時代だからこそ。細やかな情緒や人情が事件を解決だけでなく未然に防ぐ。これからのai犯罪時代の刑事ドラマは一周回って昔に戻るのかも。老刑事の奥さんの息子への無償の愛が犯人をシリアルキラーに追い詰める事なく傷害致死と模倣犯に逆に押し留めたのでは。そう考えると。泣ける。同じディストピアでも先日観た藤井秀剛監督の映画猿ノ王国が復讐心にアクセルし血みどろの結末になるのと対称的。

2023年8月24日木曜日

第2話

廃墟化したビルの高層階その屋上のペントハウス。犯人と疑われた被害者の叔父。勘当されて。野鳥探偵を開業。ペントハウスはその探偵事務所か。カッコイイじゃないか。傷天してるじゃないか。廃墟ビルの高層エリアは。野鳥も集まって来るし。ワケアリ女も集まって来る。しかし。ところで。それにしても。真犯人。ボロ船に死体を乗せて河流しとは。風流風情どころか時代劇かよな時代錯誤な怪談感。夏らしいと言えば夏らしいけど。

2023年8月20日日曜日

2023初回2時間スペシャル

櫻井武晴脚本兼﨑涼介監督。強盗闇バイト実行犯の若者二人が良い。移民スラムのような地区に住む大男は偶然の殺人犯に堕す。闇バイトを渡り歩いていたのか痩せた方の男。あんなに饒舌だったのに今じゃ別人のように負のオーラ濃く。挙げ句の果てが爆死。二人のアイダに人間的交流は皆無。真犯人は殆ど狂人なコンサル野郎。充分一本の胸糞映画っぽい。