日用映画劇場
2015年10月28日水曜日
怪奇大作戦24年目の復讐
京都買いますの回とはまた違ったズタボロで負け犬な岸田森の魅力が炸裂の回。船で島に渡り、件の不良少女と再会。もらった柿の木の小枝を手に島をさすらうところなど、放送時間30分だしロケも近場なので、それほどでもないのだが、ちょっと寅さんっぽくもありロードムービーな一編。
2015年10月12日月曜日
美女と液体人間
異色作。佐原と白川のカップルが貧乏臭くて良い。正統ノワールな感じかと思っていたら良い意味で裏切られた。白川が水野久美だったらマタンゴのような優等生的特撮で終わっていただろう。白川のキャバ嬢はまるで医科女子大生の苦学アルバイトみたいだ。非特撮部分が貧乏臭い青春映画テイストだからこそ特撮部分の救いのないテーマが浮き彫りになっている。ダウンタウンブギウギバンドの身も心もが聞こえてきそう。平田班の刑事たちも太陽にほえろみたいでみんな若いしボス平田のコミカルさと庶民性が出てて益々平田のファンになった。
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