2012年2月27日月曜日

最後の猿の惑星

シリーズ後半3作はゾンビ3部作に重なる。本作は死霊のえじきのように共存の方法が模索されている。森は開放系として描かれているがここは死霊のえじきの研究所のように閉鎖空間と考えた方がいい。世界規模では核戦争にまで発展したとはいえ戦争状態は終わってはいない。森という恵まれた密室が内と外から世界に浸食されていく。どうせ放射能があるんだったら2300年未来への旅のようにガラスのドームのセットにするとかプリズナーナンバー6のように開放系だが侵入脱出が困難なシークェンスを用意しとくべきだったかも。でもだからこそラストの血の涙がいきるのか。猿惑シリーズはラストシーンが売りだもんな。

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