2012年2月29日水曜日

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

こうよみかえてはどうだろうか。吸血鬼と人間を人間とゾンビにおきかえる。相棒をうしなった主人公は人間の生き残りをもとめてニューオーリンズからパリへとむかう。そこで地下のシェルターの人間のコロニーに落ち着き先をみるが内紛からコロニーは消滅。ふたたびニューオーリンズへともどる。誇り高き滅びゆく吸血鬼族も不死の退屈から吸血プレイにも刺激をみいだせなくなっていき退廃していく。それはゾンビが本能で瞬間を充実していきるのに対して人間は長い絶滅への衰退をいきなくてはならずゾンビ狩りもいずれむなしくなっていくのとオーバーラップしている。本作に描かれるペストや南北戦争下の人間世界のみにくさ。娼婦などが性と食に特化されている感じ。とてもゾンビ的。

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