2019年7月13日土曜日

京都爆弾観光ツアー

ミラーマンは鏡を契機に鏡の世界へといききするのだ。そこで本作。本作の主人公そうまた奇妙な被害者が主人公。とにかく音の世界に没頭している。さて音を図像化したサウンドスペクトルグラフというものがあってそれが今回の鍵。逆にサウンドスペクトルグラフという図像から空間をわりだすのだ。さすが科捜研。そうしてわりだされた殺害現場。奇妙な主人公その終焉の場。その竹林がまた幽玄そのもの。この世とはおもえない。そうまるで本作の主人公はミラーマンならぬサウンドマン。恋人は永遠の音の世界にたびだってしまった。そんなせつないsf作品。だった。ぜんぜんサブタイトルとちがう。

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