2018年10月16日火曜日

留守番電話

女優の旧式のアンドロイドっぽさと留守番電話というやはり旧式のガジェットのとりあわせがマッチしていて妙なサイバーパンク感がある。とくにガード下の殺害やら公衆電話ボックスのきたなさがそれをあおっている。なにせ声を自由に何とおりにもかえられるなんてアンドロイドにきまっている。多重人格のサイコ女による自作自演それにひっかかった男の不幸なる。定番と解釈されている本作だがネタバレされてしまうとこのようにそういうとらえ方だけではおもしろさが半減してしまうようだ。なのでそっくりのアンドロイドとしてその後の展開を想像してたのしもう。ターミネーターのように。10分にもみたない超短編だからこそのたのしみ方だし普遍性ではないだろうか。

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