2018年9月22日土曜日

悪魔ッ子

積木くずし以上エクソシスト未満のホラー一歩手前なsf ではあるが同時に立派な怪奇映画である。オルゴールのミニマル音楽がそれっぽく。のちのこれ系洋画でおなじみとなる一連のサントラのテイストをはやくももちあわせているところにはひどくおどろかされる。女の子がほしがっていたネックレスがいつのまにか女の子のオルゴールのなかに。そう。もち主の中国女は女の子にいつのまにかころされていた。それもなんの嫌疑もかけられないようなしに方で。だろう。そんなことが暗にしめされているこのシーンこそ本作のなかで一番こわい。あと基本的舞台設定が小屋がけした劇場なのもオペラ座の怪人のようなゴシックさをかもしだしていてやはり立派な怪奇映画となっている。

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