2018年9月16日日曜日

怨霊の謎

革命下のメキシコ。大統領が暗殺され旧政府の頭脳だった思想家が逃亡。思想家は修道院の地下に潜伏していたが。密告によって所轄の警察署長につかまりそうになる。まさにそのときであった。みえない何者かが署長を殺害。逃亡の罪のうえにさらに殺害の罪まできせられる思想家。事件の目撃者で。かくまってくれていた農夫も事件のショックから死亡。以前から修道院にはおそろしい幽霊がでるとうわさされていたからだ。さらに冤罪の決定的証拠となる署長の死体も政府側の陰謀からか。いちはやく火葬され思想家は絶体絶命。しかし幸運にもデスマスクがのこされていた。得体のしれない不気味なとむらい師の。怪奇な地下の作業所に。それはのこされていたのだった。そして。そのデスマスクなるもの。くっきりと。怪力による署長の顔の変形を刻印。それは巨人のものとおもわれるほどのおおきさの。手の跡。じつは修道院の地下はもともと生贄の古代儀式につかわれていた場所で。先住民族の巨人族の末裔とおぼしき。ひとりの巨人症の男までをもそこで生贄として殺害してしまっていたのだ。いきおいその彼はしっかり怨霊とかし幽霊の噂となるやさらに署長殺害の真犯人にまで。と。いうのがすべての真相。ただしかしこれでおわりではなかった。さらにこの主人公の思想家。国が革命をかさねるごとにときどきの大統領の思想的黒幕としてつねに暗躍。メキシコの裏の政治史に君臨しつづけた模様。ちょうどあの日本沈没の渡老人。のように。そしておどろくことに。とうの本人が存命中だということで。ドラマはいきなりワイドショーのようになり。そんなもはやその政界の妖怪めいた容貌をさらしゲスト出演すると。みずからその半世紀以上前の伝説にうもれた怪事件。その瞬間をことこまかくかたってさえいるのだ。ここまでくるともう手がこみすぎているは細部がもりこまれすぎているはで頭がくらくら。ためしにそんな思想家や修道院。巨人伝説や幽霊事件。メキシコをからめてググってみるも。全部でたらめのでっちあげ。

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