2018年9月11日火曜日

霧の童話

村の入口で少年とであい少年と山羊をひろい旅の道づれに。とぼけた警官と村中をのろのろと車で捜査するあのかんじ。捜査官というより偶然とおりがかっただけの旅人のようなゆるさだ。車中泊なのだろうか深夜に本部と無線するシーンの深夜の雰囲気とか。とにかく本作。前半は全編sri社用車と三沢で不思議なドライブ感にみちておりまさに和製アメリカンニューシネマロードムービーライクな抒情があふれまくっている。そこがたまらなくよい。パリテキサスのようだ。三沢の庶民くささがきいている。牧ではこれはだせない。だから牧と町田が合流すると一気にいつもの雰囲気に。本作ちょっと変則ハードボイルドな。これも三沢編一流の怪奇大作戦版傑作フィルムノワールのひとつといえるだろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿