2018年7月18日水曜日

先生好きですッ!

これは国立大卒のエリート女子大生がでも高卒のドジでノロマな女の子がでもなくイッパシのスチュワーデスになるまでをえがいたものではあるけれども。最新型のaiをディープラーニングさせてイッパシのスチュワーデスにするまでをシミュレートしてみせた一種の星新一の長編sfみたいなドラマである。平井和正小松左京のようなはすっぱでいろっぽい日活東映東宝松竹アンドロイドではなく星新一ないかにも大映増村調のもえるアンドロイド演技を存分に二十一世紀アイドル文化視点で堪能し再評価すべきsf作品。おニャン子クラブとかこの今わすれられていそうなダサい型の70年代的アイドルなるもの。今一度考察されてしかるべき。脇役のホラーアンドロイド片平なぎさも重要なのであわせて考察。無人のモックアップ疑似空間にまよいこんだり。ビデオマルチビジョンによる全自動カリキュラムにあかせての授業中のあいびきだったり。わらうというのがポイントとなるアンドロイドあるあるだったり。かなり本格的にsfチックなあじわい。もはや1本の劇場映画のよう。スチュワーデス物語。第一話。ポストモダンのアンチヒューマンエイジにおいて近代をえがくということはアンドロイドをえがくということと等価だ。

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