2018年7月15日日曜日

そこに扉があった

nhkでドクターgなるものをやっていたんだけれどそれの精神疾患バージョンをやったらおもしろかろうなどとおもうが。精神疾患の場合あぶなっかしく。必要以上に快癒しすぎてしまったり投稿を癖にしてしまうようになったりされたら局や番組は責任とれないだろう。心配になってしまう。まさにこれがそれである。世にも奇妙な物語初期の作品。全編どこか殺人恐怖症の女の幻覚っぽい。いやそのホラーともなんともつかないちょっといい話的素人投稿体験談風でおもわせぶりだったのに肩すかしなかるいおわりかた。ブックオフで108円でうられているケータイ小説のハードカバーをひさしぶりにひらいてみたくなってしまった。巷にはいわゆる謎映画なるものがある。あまりにも回収されない伏線かとみえる場面がありすぎたりなさすぎたり。ただどうでもいいような細部がやけに印象にのこる。が。トラウマというほどでもない。ローカルテレビ放送された吹替のふるいb級映画や再現フィルム啓蒙映画ポルノ映画なんか。そんなそれらとしてよくであったやつ。よくみうけられた現象。あれである。意図的な場合もあるし。つくり手の手ぬきやつたなさの場合もある。ヘタウマの絵や音楽にも共通しているかも。終始どこかういているかんじのする登場人物の演技。わざとなのかういういしさなのか。演出にもへんに力がはいっており。なにやらケレンミたっぷり。おまけに。ある夏のこと。ときた。帰郷した村での怪奇体験がどうとかこうとかといったあまりにもいつかみた感どれがどれやら感あふれる設定。こうなると夏やすみ。ドロドロにとけそうになりながら。まどろみつつみた。午後の再放送。誰からかりたのかももはやわからなくなってしまったビデオテープvhsなのかベータなのかどこか変な形をしているようにかんじられ仕方ない。atg映画だったのか自分たち高校生が文化祭用に制作した8mmフィルムだったのか。あれは夢の中での出来事だったのか。あれはテレビの中での出来事だったのか。あれは。あれは。とおくで蝉の声ばかりしている。そしてその蝉のその声はただますますあたりへとかぎりなくはてしなくただただましていくばかりなのであった。

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