2018年5月11日金曜日

噴煙突破せよ

モスラ対ゴジラは放射能の。架空のその作用。精神汚染。それにさらされた三名の。怪獣大戦争はジャンキー青春スターニックアダムスの。サンダ対ガイラはラスタンブリンの。そう三作とも幻覚であり見事なb級洋画風ドラッグフィルムとしてみれる。モスラ対ゴジラはどこかゴジラ対ヘドラをおもわせニック独壇場の怪獣大戦争は理由なき反抗にサンダ対ガイラはウエストサイド物語につらなる。たしかに空の大怪獣ラドンのように前半がいかにもな導入部なら後半がまるごと事故の後遺症による幻覚だとわかりやすいのだが。この三作にかんしてはトーンが前半後半にてしまっており後半の破天荒な幻覚が脚本演出上のハタンにみえわかりにくくスムーズにトリップできなかった。素直に娯楽としてたのしめなかった。どこか生硬でチグハグ。そこが難点。以上本作のことが一切でてこなかったが。本作もそう。本作たしかにおもしろい。そしてどこかつきぬけるポテンシャルももっていそう。でもただただその生硬さチグハグさにモヤモヤ。そしてそれを当所マゾヒスティックに本作の不気味さだなどと筆者みずからいいきかせにげていた。しかしわかったのだ。ケムラーの毒ガスは身体にではなく精神に作用するのだと。だとすると本作ことごとくガゼン大傑作なことが判明。そうケムラーさえ幻覚で。なにもじつは出現しなかった。なにもじつはおこらなかった。

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