2018年2月21日水曜日

落日の決闘

まず上野隊員の様子がおかしい。でもそれが山の霧の逆マイナスイオンにでもあてられての異変とかんがえるといかにも山の怪談しててよい。少年の不良ぶりもよい。田舎の薄ぎたなさもよい。細部はギャグがちりばめられているのに全体をおおうトーンはどこかシリアスでいかにもな田舎ホラー。トンネルからいきなりとびだしてくる等身大ウルトラマンは悪魔のいけにえのようだ。くらい森せまいマット社用車内の隊長と女性隊員なんて。ヤバい位の社内ナントカな大人のいけないムードをかもしだしてるし。またそれをのぞきみる不良少年。別荘がからむのもまたよし。また怪獣もこの位いつにない強烈すぎる位のキャラでこそ人間ドラマ部分の変なあつみと整合するのかも。最後は少年更正の男ナミダなメデタシメデタシでしめくくられるのもイイ。今回の上野隊員のハチャメチャダークヒーローぶりは見事な主人公といってよい。見事なある意味かえってきたウルトラマンスピンオフ。上野隊員回。

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