日用映画劇場
2017年10月13日金曜日
海の虹に超獣が踊る
虹の貝殻を集めると、海で死んだ父親が帰って来る。薄ら寒い怪談の様でもある。そんな幻想に逃げ込んで、少年は現実を見ようとしない。しかし少年は乗り越える。それは命を賭ける程の危機だった。父親は円谷英二の事だと思う。過去の遺産や先人の偉業に、逃げてばかりでは駄目だ。そんな新生円谷プロに向けての、切実な気概を感じてしまった。aの本作。人間ドラマとすれば、海洋奇談めいた、異形な感じさえするが、ジュブナイル少年ドラマとして、素直に見直すとqの鳥を見たのような、どこか懐かしい深い味わいがある。
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