2017年4月22日土曜日

死者がささやく

怪奇大作戦。前期中期後期とざっくり分ける。前期。特撮人体破壊描写の早すぎた和製スラッシャーホラーが特徴。アラジンのエビゾリからの水圧死は超変則的人体破壊だった。なにより空想特撮シリーズ第四作としてのアクロバット的技術力の凄さは驚愕。中期。王道模索期。王道が模索されるっていかに怪奇大作戦実験的革新的だったかと言う事。後期。子供置き去り大人の人間ドラマ連発。ウルトラマン3クール目の時のように先が見えていたのでウルトラマン3クール目の時を教訓にスタッフキャストその時以上にやりたい放題やったって感じ。そして本作。幕切れがチャイナタウンなロマンポランスキーマナーのハードボイルドミステリー。真犯人の女のフェイダナウェイばりの組織の女としての秘められたその過去が知りたい。男と女の男女の深い関係が湯気のように臭い立つ温泉地で始まり温泉地で終る後期の幕開け。

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