妖星ゴラスが国連というきなくさい大組織を中心にまわる大上段にかまえたあつき科学者群像劇だとすると本作は一転まとめ役も世界会議なる仮設の正体不明のものだし科学者達もカジュアルな友人ネットワークで小津映画かよな宇宙軒などという和風バーもからみ庶民派科学者達の苦闘がなんともほほえましい。そんな舞台設定に岡本太郎の特撮キャラや的場徹の特撮セットがよくにあってて特に的場徹のそれは和風古民家から最新研究施設へのパンも不自然ではないくらい鍋や釜的な日用品的したしみやすさがある。これこそ江戸情緒か。ゴラスや世界大戦争よりもより寓話的なウルトラq宇宙指令m774につうず。
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