2024年10月8日火曜日

にっぽん昆虫記1963日活

もはやこれでもかってくらいにあがっているアマプラのせいで見放題無料群小日活ノワールファンいや中毒に堕した筆者には本作。かつてあれほど信者だった今村昌平が作家的芸術映画っぽくみれなくなっていると実感。後半のカルト宗教からのコールガール組織の特捜最前線かよな刑事ドラマっぽい件ばかりが魅力的にみえる。ようになってしまった。ただの家政婦はみた的な群小フィルムノワールの一遍にすぎない。それはさびしいことかもしれない。芸術家としての脂分が抜けて枯れた職人監督の味だけ。でもその出涸らしの味がなんともいえない。

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