2019年5月13日月曜日

爆破指令

暗黒企業城下町と化した黒崎市。権力もメディアも悪の巨大組織によって裏からことごとく牛耳られて荒廃ディストピアと化してしまっており。工場廃液の沼みずたまりばかりがひろがり若者たちはそんな泥濘の公害汚染地区その一画の脱法バーなんかにたむろしては暴力サイケ音楽酒女におぼれるそれぐらいしかたのしみがない。月曜日がくればまた奴隷のような工場での一週間がはじまるのだ。シャブにたよってどうにか土曜日までもちこたえる。mjメンバーが市へと潜入する。さてここで無印マイティジャックの大人数というのがひどくいきてくる。のがうれしい。各専門分野をいかし科学施設通信施設と潜入箇所を分散。それはもうまるで捜査というよりレジスタンス活動そのもの。そうまるであの大作洋画パリは燃えているかのような大河群像近未来歴史反戦劇の様相すら呈しはじめる。クラブママの久保菜穂子もシモーヌシニョレのようだし写真から敵戦艦最大の弱点をみぬき六さんこと服部隊員役の福岡正剛氏などはそのルックスからいつもはいけてない。でも的な大脱走のドナルドプレザンスかのような大殊勲をしめす。またロシアンルーレットのような不条理さ。なクールであっけないバカバカしいくらいの戦艦直接対決は究極ai兵器どうしのたたかいとして超高度遠隔操作頭脳戦とみるならば現実こうだろう的にじつにすばらしく。装甲のかたさから内部しんにゅう時限ミサイル作戦というのもこれまたすばらしくやはりクールな大作戦である。こういうしずかなバトルこそその両者の巨大ロボ感神話感大戦感をひきたたせるものなのである。この神話的静謐荘厳ゴシック感は戦えマイティジャック最終回にひきつがれ歴史大河sf的大感動をよぶ。ぜひ劇場用映画として東宝マーク大スクリーンでみてみたい。

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