2018年7月11日水曜日

ゴジラVSデストロイア

デストロイアは東京湾にのこっていたオキシジェンデストロイヤーがやはりのこっていたヘドラ細胞に浸潤して成長したものとかんがえると本作はゴジラ対ヘドラ以上に汚水感あふれる設定の下水道映画だとおもう。ただ筆者のなかではゴジラ第一作のあと地球はオキシジェンデストロイヤーの汚染拡大によって破滅したことになっているのでちょっと複雑なところではある。でもそれはデストロイアの造形のまったくいきあたりばったり形態変化もはや不定形といってよいトンデモさ。そのナイスさで帳けし。造形などどうでもよい種類の怪獣というものもいるのである。上記のようにデストロイアはその出事こそがすべてなわけで一種の仮想3d便宜キャラ。そして映画自体全編まるごとシミュレーションとみるべき。そうすると評価はまったくかわってくるはず。ヘドラにもそういうところがすでにあってそのドラマパートのサイケさとあいまって一部からの一種の悪夢オチ作品そんな評価も定着しているやにきく。本作にもあの奇妙なアニメパート的なものがあればなどとつくづくおもう。やっと初期のcgがわらえるところまで時代はきているのでもうすぐだとはおもうが。だから本作においてはゴジラ対ヘドラいやそれ以上のトンデモ異色ゴジラ映画としてさらなるその方面での再評価を筆者のぞむものである。ただゴシラしすとあまりにも哀感あふれるあおり。よい意味でもっともっとちゃかされてもよいので都市伝説的あかいゴジラなどと話題にのぼってほしいものだ。もったいない。なお美女と液体人間の液体人間その第一号こそ筆者ゴジラ第一作の芹沢博士その後の姿だとおもっている。芹沢博士はいきていてそしてそれがアップデートされ気体化可能に。陸上においてもその能力が発揮できるよう改造されたのがガス人間第一号なのだ。さすがにガス人間にふれた人間がガス化するところまではえがかれてはいなかったがガス人間作中でかたられていたもうひとりのガス人間。もしくはその痕跡。第一号の触媒となったあの謎のガス人間第零号。彼こそ芹沢博士だったのでは。零号には接触ガス化能力があった。そうおもわれる。そして液体人間第一号にしてガス人間第零号なる芹沢博士はどこかにまだいきている。ガス人間第零号なにせ対ゴジラ編も計画されていたくらいだ。ガス人間いや人間オキシジェンデストロイヤー彼こそ地球最強戦士である。いやもはや怪獣か。これこそが真のゴジラ対デストロイアである。ヘドラをもしのぐ大東宝大公害大怪獣。スモッグ巨神兵登場。ヒトリノストラダムスノダイヨゲン。その地球規模の絶対的環境破壊能力はゴジラさえもなきものにする。

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