2018年7月25日水曜日

アンドロイド0指令

団地の広場レトロなおもちゃに屋上の遊技場そして操車場の隅の廃屋。昭和の子供なら身体レベルでの既視感でこれらはせまってくるはず。ゼロワンとよばれるアンドロイドはその死体のようなマネキン姿。からの変貌が父としんだ娘をおもわせ設定からかなんなのかどこかいやにやけにゾンビめいてかんぜられる。深夜の無人デパートシーンはリアルタイムでの視聴のときも最高だったがいまはさらにである。どうしようもなくあのショッピングモールにしかみえず。どうしようもなくあのロメロゾンビのワクワク感をもよおさせられる。エレベーターがひらくと同時にあらわれるところとかもうちびりそうになる。当時の冷戦空気感のせいなのかおもちゃ小道具子役大量投入のせいなのか子供たちの反乱シーンはやけにちからがこもっていてまるで世界終末戦争のドキュメンタリー映像のような様相さえおびてみえ背筋につめたいものがはしる。まさにゾンビの世界観。怪奇大作戦吸血地獄のときのようなゲストマドンナ編で。レギュラーマドンナがはじかれているからかやはりどこか異質なかんじのするウルトラセブンその一編。

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