2017年11月7日火曜日

エイリアン3

sf映画エイリアンが新鮮だったのは宇宙開発といえば現場作業も当事者である科学者がになうというそれまでのどちらかというとセレブで小綺麗だったイメージを宇宙といえどもそこはあくまで辺境。危険地帯という事にかわりなく鉱山労働者のようなアラクレ達の物語とした方がリアルとした点。現場は薄よごれたダークな物となりノムギトウゲな女性と使い捨てaiばかりで上層はブラック企業めく。そこでエイリアンシリーズ。4は更にだが吉原の苦界かそんな現場での女の孤軍奮闘をえがいているという点では風と共に去りぬからの伝統鉄板の細腕銃後メロドラマな女性映画といえばいえる。それはそれでよいのだが作をかさねる毎に第一作にあった異界感が希薄となりただ過酷な現場現場だけしてくるのは如何な物か。筆者はエイリアンシリーズに暗黒宇宙の影の惑星の驚異と脅威をえがける新時代のクトゥルー物の可能性をみているのだが今ひとつになってしまっている。

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