回路と同じくインターネットの世界にとりこまれる恐怖を描いたインターネットホラー。そんなジャンルがあるかどうかだが回路と本作はそうとしかいいようがない。時代が変わっているので両サブカルおたく秋葉系主人公のインターネットとのかかわり方も違っている。黎明期の大学インターネット研究者から爛熟期のオークションサイト転売ヤー。舞台はシャイニングよろしく人里離れた広い家。広いけど密室これミステリーやホラーには不可欠。あとストーリーが破綻するは。ナンデモ不条理アリの難解になりがちだは。そんなフィルムノワールだが。ファムファタールの死で完結する一種の奇形ラブストーリーである事がよくわかる。フィルムノワール。今の時代に禁酒法時代のギャングや探偵にリアリティを持たせドンパチさせるには。暗黒街をネット社会へと置き換える他ない。あとタイトルのcloudってアシスタントくんの所属する謎組織その名称かな。ラスボスは量子もつれから自然発生した実体の無い正義のaiで世界を浄化しようとしてるとか。
0 件のコメント:
コメントを投稿