2024年10月13日日曜日

新猿の惑星

猿惑後期三部作の記念すべき第一作。忘れられがちだが後期があってこそ猿惑は伝説となったのだ。いかにもなアメリカンニューシネマずたぼろテイスト真夜中のカーボーイのようなヤルセナサの本作。続く征服はゾンビ79を完全にサキドリ。続く最後は80年代のウォーリアーズ浜省な郊外地方都市ストリートギャング感覚をサキドリ。後期猿惑シリーズ。sfとされがちだが実は猿と人との小気味良いアクションシリーズ。第一作をオールドウェーブロックだとすると第二作はパンクロック。第三作以後はニューウェーブロックに重なるのだ。ロメロゾンビシリーズはそれで大成功したのだ。ゾンビ映画なるジャンルを確立した。sfとしての考証などどうでもよいのだ。21世紀。猿惑ニュージェネレーション物もそれをおもいだしてほしい。そうすればゾンビ物に負けない未来がある。ジャンル映画としての猿映画の確立をめざさなくては本作に申し訳が立たない。

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