2018年1月7日日曜日

氷の死刑台

サンタクロースのような冷凍人間の造形もよいがゴシックホラーとして場という物がよくいかされている。そこに何より筆者は感心する。古ビル。その地下室なのか。冒頭。ビルのオーナーの老人がころされる。変な研究の為以外誰もかり手のないさびれた古ビルのかんじがよくでている。もち主のズサンな死がそれを増幅する。更にはこの古ビル。火がはなたれ無惨なやけ跡となってしまう。正にゴシック。この美術セットのやけただれたかんじがまた悲惨でよい。さてマッドサイエンティスト達だがツテでもあったのだろう。大学の研究室をかりたみたいだ。そこで一人がころされ構内の噴水にたたきこまれる。のこされくるってしまったマッドサイエンティストはやけ跡をふたたびおとずれまたも火をはなとうとしている。もう時間感覚がうしなわれてしまったのだろう。おそろしい。冷凍人間にした仕うちがみずからに。因果応報。どうやら冷凍人間。ネグラをこの古ビルにしているみたいだ。そこもまた何ともあわれでよい。

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