2024年10月10日木曜日

遊星王子NTV1958年11月11日1959年9月4日

宇宙人ヒーローというより善のインベーダーというかんじで。異星人としてのミステリアスさが前面にでていて。特に初期回。仮面ライダーxのように。アクションというよりスパイ的活躍。というか暗躍がメイン。笑。でダークさシュールさが今の時代肌感覚に一周半まわってさきどって。合ってしまってる。

2024年10月9日水曜日

犬神家の一族

石坂浩二を主演として観ては面白くない。あくまでも狂言回し。本作は探偵ミステリーではないのだ。あおい輝彦一人二役主演のダークファンタジー。等身大サンダ対ガイラ。元はフランケンシュタインのような正義だった者が細胞分裂。一方は顔が傷ついた事で心まで病んでしまいの復讐鬼ダークヒーロー。一方はそれを押し留めようとする無力な母思いシンジな純愛弱々ヒーロー。その葛藤の物語と捉えた方が断然面白い。前半。刷り替わりモンスターとして人工の顔を着けて屋敷に黒塗りハイヤーで潜り込むあたりのあおい輝彦の重厚なダークヒーローっぷりは本当に素晴らしい。ノートルダムの傴男オペラ座の怪人ばりのゴシック感もある。短いシーンだが造顔師はまるで怪物を作ってしまった東宝特撮モノの不気味なマッドサイエンティスト。のようでマサに研究所でのモンスター誕生をおもわせるシーン。後半。廃屋はレジスタンス潜伏基地か。ってな感じで正義のスケキヨが母や恋人の窮地に馳せ参じるのもカッコイイ感じ。だが。前半には敵わない。でもそれで良いのだ。ベトナム帰りならぬビルマ帰りの。タクシードライバーのような戦争での傷負いダークヒーローストーリーなのだから。この素晴らしい原作をもっとも双生児ダークヒーローストーリーらしくしたのはやはり本角川映画版だろうか。ドラマ化や他の映画化も片っ端から見直したくなった。とにかくスケキヨいやアオヌマシズマの狂気のアンチヒーローぶりはダークヒーローファンタジーにふさわしい。元々はスケキヨと同じチョイダメなイイ奴だったんだろうが。その顔。その仮面。その声。そのフテブテシサ。その死体のブザマサまで全て超ワルでカッコイイ。

2024年10月8日火曜日

にっぽん昆虫記1963日活

もはやこれでもかってくらいにあがっているアマプラのせいで見放題無料群小日活ノワールファンいや中毒に堕した筆者には本作。かつてあれほど信者だった今村昌平が作家的芸術映画っぽくみれなくなっていると実感。後半のカルト宗教からのコールガール組織の特捜最前線かよな刑事ドラマっぽい件ばかりが魅力的にみえる。ようになってしまった。ただの家政婦はみた的な群小フィルムノワールの一遍にすぎない。それはさびしいことかもしれない。芸術家としての脂分が抜けて枯れた職人監督の味だけ。でもその出涸らしの味がなんともいえない。

2024年10月7日月曜日

ガメラ対大悪獣ギロン1969大映

不良女子学園に子供二人が迷い混んでしまったような話。閉鎖空間感密室感が最高。恐ろしい学園の飼育室には怪獣までいる。

2024年10月6日日曜日

地獄1960中川信夫

本作はノストラダムスの大予言や世界大戦争と同じく。人間の滅亡を描いた宗教映画である。ジョンヒューストンの天地創造のような3本のオムニバス。前半30分は昼メロか韓国ドラマかはたまたカフカかヒッチコック作品のような巻き込まれ型不幸ジェットコースター不条理ドラマ。主人公はまるでヱヴァンゲリヲンのシンジのように悩みに悩む。中盤30分。主人公は堕落。残り少ない人類が集う汚染スラム地区にまで落ちていく。そこでは仁義なき戦いさながらの愚かな最終頂上戦争が繰り広げられるが結局。共倒れと環境汚染での人類絶滅が描かれる。文字通りのスラムで。悪徳刑事。悪徳新聞記者。悪徳医師。悪徳介護業者。悪徳食品納入業者というように環境どころか組織も精神もすべてが腐敗しており犯罪者も流れ着く場末。果ては河上に謎の見えない巨大公害工場まで。終盤の残り40分は滅亡後のメタ異次元世界で。これまたエヴァンゲリオンの学園ドラマパートのような教室室内劇なメタフィクションテイスト。旧世界の回収と新世界への模索。選ばれし者その新人類への進化転生を形而上哲学的台詞を交えスペクタクルに描いている。だがメタだからチープだ。だから怪奇映画を観るように観てはならない。終盤に向かう程。盛り下がるばかりである。特に終盤は特撮初心者には理解困難。特撮マニアでこそ味わえる上級者向きの自主製作特撮風。なのである。あくまでも無印東宝の怪獣映画やパニック映画の正統派を経て。だ。その美術センスや編集テクニックをこそ。そしてその特撮的エンディングをこそあくまでも哲学的寓話として楽しむことができる。本作はスーパージャイアンツなどの新東宝特撮sfその究極の到達点に他ならない。そう。究極のダークヒーロー閻魔大魔王その人をデビルマンやウルトラマンの登場のようにワクワクして待つべき映画なのだ。

2024年10月5日土曜日

ナイトオブザリビングデッド1968アメリカ

まさに仁義なき戦いのようなsf集団抗争劇。立て籠った家はまるで都市のように広い。恐怖と謎に満ちた二階。女の独り暮らし。か。そして地下室の地下グループのその唐突な登場など続猿の惑星などは勉強すべき点が。拠点は一階か地下室かのポリティカルディスカッションも素晴らしい。クライマックスは一時敵対解消で二階と一階のチームプレーで一瞬だが砦か要塞のおもむきに。ラストでの地下室の使い方その神話的スケール感。まさにまさに教科書というか密室ゾンビ劇の原点にして聖典。

2024年10月1日火曜日

黒蜥蜴1968東映

東映特撮のサイケでゴシックなダークルーツ。仮面ライダーや江戸川乱歩シリーズ明智小五郎への布石。ショッカー女幹部黒蜥蜴。怪人剥製男。いや。もしかしたら影のラスボス的ショッカー大首領か。三島由紀夫。秘密基地感も最高。なにより数ある。純愛映画。の感動名作の一つ。